絶対世界と相対世界について
世界論
絶対世界と相対世界
この大宇宙は、絶対世界と相対世界という、二つの世界から成り立っています。
絶対世界とは、実相の世界であり、非物質な世界です。
相対世界とは、仮相(仮の姿)の世界であり、現象界としての物理的大宇宙のことです。
そして、絶対世界には、たった一つの実在しかありません。
それは、言ってみれば、この大宇宙の根本創造主ということになるのですが、この大宇宙には、唯一にして絶対、至高の存在である、根本創造主だけが実在しているという事なのです。
そして、絶対世界とは、非物質な世界なので、そこに実在するのは、あえて表現するなら、意識、心、気と呼ばれるような類のものだということになります。
ここでは便宜上、大宇宙意識と呼ぶことにしますが、この大宇宙には、大宇宙意識しか実在していないということになります。
そして、大宇宙意識を映し出す鏡の世界が、現象界である、この物理的大宇宙なのです。
大宇宙意識がまず絶対世界に実在し、それを鏡に映し出し体験する場として、相対世界であるところの、この物理的大宇宙が創造されているということになります。
絶対世界と相対世界は、表裏一体、切っても切れない密接不可分の関係として、同時に存在しています。
相対世界である物理的大宇宙にあるものは全て、絶対世界にある大宇宙意識が表現されたものなので、もし神という言葉を使うとしたら、この物理的大宇宙にある全ては神の顕れであると言うことができます。
そして、この物理的大宇宙は全て神の光の中にある、と言うことができます。
絶対世界にある大宇宙意識を映し出し体験する為の世界が、現象界としての物理的大宇宙、すなわち、相対世界ということになります。
絶対世界と相対世界について