冬の短歌
冬立てど秋深からずわが街は君と見し雪のみぞ恋しき
浅く差す冬の朝日に湯気の立つみみずの命すこし濡れてる
ぼく自身覚えてもないエピソード 変わらないねと言ってくれる人
「生きていて幸せ」納豆かき混ぜる手を止めて見る 君の笑顔を
山桜かくしたこの葉 散文じゃ言えないものが僕にあるんだ
(「サイダーのように言葉が湧き上がる」を観て)
コンビニの明かりを避けて帰るまで 俺は何回死ねと言うだろう
春を待つかまきりの卵 高幡の椿の花の横に憩へり
冬の短歌
冬立てど秋深からずわが街は君と見し雪のみぞ恋しき
浅く差す冬の朝日に湯気の立つみみずの命すこし濡れてる
ぼく自身覚えてもないエピソード 変わらないねと言ってくれる人
「生きていて幸せ」納豆かき混ぜる手を止めて見る 君の笑顔を
山桜かくしたこの葉 散文じゃ言えないものが僕にあるんだ
(「サイダーのように言葉が湧き上がる」を観て)
コンビニの明かりを避けて帰るまで 俺は何回死ねと言うだろう
春を待つかまきりの卵 高幡の椿の花の横に憩へり
冬の短歌