高市総理のインテリジェンス【High】
高市総理のインテリジェンス【High】
はじめに
新たに誕生した高市総理に敬意を表して「高市インテリジェンスHigh」
なる記事を連載してみたいと考えた。先日までは与党としての連立政権
が公明党の離脱や国民民主党の優柔不断さに脚を取られて、当面は石破
政権の延長戦で凌ぐしかないと推測したが、維新との電光石火の早業で
与党としてのプラットフォームを形成、一部野党の協力を得て、総理に
就任、早速、聡明にして力強い所信表明を聴くことが出来た。
テレビのニュース番組や野党などからの意見などを日常的に耳にする
が反対意見や批評記事も民主主義にあって大切なこととは考えるが各々
の記事を拝聴するにつけ「私とは考え方が違うな」と感じることが多い。
昔、アメリカのお祖母ちゃんが孫を育てるにあたって毎日の様に学校
から子供たちが帰って来ると「今日、良かったこと」を三つ挙げて報告
することを習慣化して行った。国家運営に当たっても、反対意見や批評
などは評論家に任せて「国民として良かったこと」を高市総理に素直に
伝えて行くことも大事なことではないかと考えた。
早速だが、昨日の所信表明を主体とする高市総理に関することで良い
と感じたことの一つ目は「安倍・高市総理のハイブリット的な思索」が
深層のまさに深い深い処から、言霊として字ずらとして国会の場に噴出
してきた感は良かった(その勢いは野次をも吹き飛ばしていた)
高市総理としては「まさに三回目のチャレンジで総理就任した」だけ
に練りに練った思いや考え方がそれぞれの施策に吹き出ていた。しかも
盟友となった維新との触媒作用を経て浄化された施策として、その内容
が所信表明に露出されてきており、国民に向かって訴える力が強い。
二つ目に良かったことは、例えが適切か否か判断は難しいが高市総理
の政局に対する取り組み姿勢が「超一流ホテルの総支配人的な感性」で
国民の声を機敏に感じ取っての「身近な施策」が示されており、個々に
説明する考えはないが「我々市民レベルの声や感覚」を直に吸い上げて
政策に反映している印象が新鮮である。云い換えれば老舗旅館の女将の
感覚にも通じるものがあり、そこに「男だ・女だ」といった感覚はなく
「Human(ヒューマン)高市」による総支配人といった感性だ。
三つ目に良かったことは「政治と金の課題」については、政治資金の
流れをITの活用によって「見える化」を進め全国ネットで展開出来る
様にシステム化を進めており、いずれデビューさせることが予測出来た
点だ。これについては実行レベルでかなり時間がかかると推測する。
001 スピーディーな適時対応能力が抜群
世界各国の首脳との外交舞台における高市総理の適時対応能力は独自
の第六感的なセンスの良さが秀でており、誰しも、真似して真似出来る
ものではないという印象を強くした。
今回の外交交渉の舞台において、良かったことの一つ目は、トランプ
大統領とのスピーディな交渉の中で、それぞれの場面でパフォーマンス
をMAXレベルに置きながらも、トランプ大統領からの難題とも云える
「ロシアからの天然ガスの購入停止の働きかけ」について日本とロシア
間での共同開発のプロジェクトだけに供給停止には持って行けない事情
を説明して了解を取り、将来に向けた日米間での天然ガスの共同開発に
米国側が希望をつないだ形で決着させたことは良かった。
また横須賀の艦上での高安総理の拳を挙げてのアッピールはさすがに
ロックだねという印象で、若い頃のヘビメタのドラマーとしては自然な
対応であったという印象を受けた(そこに違和感はなかった)
二つ目に良かったことは、日中の首脳会談においては、当然、中国の
首脳の対応は予め決められた演出での無表情な対応であったが会談前の
日中の首脳の表情には笑顔が溢れており、中国首脳の本音の笑顔を引き
出せていた印象であり、深層心理の深部においては融和が図れた印象で
予想外の「本音が引き出せた印象」は良かった。
三つ目に良かったことは、韓国の大統領が対面の瞬間で、高市総理の
笑顔での語り掛けに耳をそばだてている印象は好意的で良かった。この
関係であれば日韓両国にとって、お互いに聞く耳が構築できたという点
において大成功な外交交渉であったと云える。
002 政権としての公明党との連携強化
当時、自民党の高市総裁としての立場において、公明党から、連帯に
ついては白紙に戻したい旨の意思表示を、公明党代表から伝達された。
その理由は、政治と金の問題について「解決策が提示されていない」と
の意思表示であった。これについては自民党総裁と公明党代表との間に
おいて、現在進行形(ing)の形で「自民党総裁預かり」となっている
と認識している(少し強引な解釈だが)
これは当時の自民党の高市総裁としての預かり物件となっているので
形を整えて返事をする必要があると考えるが如何か。この時には総裁で
あって総理ではないので、高市総理となった、今、政権を担う立場から
政権内部での総意を得た上での結論として、公明党への呼びかけを行う
必要性を感じ取っている。
ここで明確にしておきたいのは自民党としての対応とは異なるという
考え方である。さらに詳しく考察を重ねれば、自民党幹部の意向と政権
幹部での考え方には明確な違いがあると云うことだ。理屈っぽい言い方
をすれば、公明党に向けてのメッセージの発信には明確な違いがあると
云うことを明確にしておきたい。
これだけの前置きをした上でのメッセージとして・・・
〇 政権内部における統一された意思表示としては、政治と金の問題に
ついては、政治資金の流れについて、IT技術の活用によって積極的
に「見える化を図ること」で、政治と金の課題について不正が起こる
要因を根絶する
〇 この対象は「企業」および「あらゆる団体」が対象であり、例外的
な措置は設けない
〇 この内容で、公明党に向けた、自民党との連立復帰への呼びかけを
行い、成案としての扱いに発展できれば、共同提案として国会審議に
提示して成案を図って行く
このようなロジックで、高市総理から、政権として公明党に働きかけ
「公明党との連立復帰」および「政治と金の課題の決着」を図ったらと
考えるが、聡明な高市総理がポジティブな案として受け止めて頂ければ
国民の一人としては幸甚と考えるが如何か?
(海洋大国「日本」の安定した政権運営を願って日々を過ごしたい)
003 日本と中国における外交の健全化に向けて
現時点で日本と中国間の政治問題として「台湾」に関する課題が大きな
問題としてクローズアップされているが、深層心理的に論点にズレが生じ
ているのは、次の様な核心的な部分における認識の違いと考える。
一つ目の注目点は、中国の主張として「台湾は中国において同一国家」
と繰り返し主張している点が重要であり同一国家と言い切っている立場に
おいて、例え台湾の周辺の海域を中国軍の戦艦によって取り囲んだとして
「軍艦からの発砲にまで踏み切るだろうか」と云う見方である。
二つ目の注目点は「台湾は同一国家と主張するメッセージ」に同調する
親中派のメンバーも存在しており、問答無用で艦船から砲撃するとは考え
難い、親中派が台湾の政権を握れば、台湾と中国間における統合に向けて
の話し合いも一気に進む可能性もある。
三つ目の注目点は、中国における国家運営において「百年の計」は根底
にある思考であり、時間をかけて物事を進める発想法からも、機が熟して
いないなかにおいて、早急に戦闘状況に持ってゆくとは考えにくい。
これらの注目点を熟慮して考えた場合に、先の国会において中国事情に
詳しいと推測する野党議員からの「中国からの台湾に向けた戦闘状況」の
想定質問には現実世界からの眺望として「適性を欠く質問」と云わざるを
得ない。そして、総理からの解答が「仮定の質問には答えられません」と
いう返答であったとしても、質問事項そのものに問題の本質があり本来的
には国会運営の議長判断において「国会審議の項目から除外するのが妥当」
な判断であると云える。
したがって、今回の「台湾有事と云う想定問答」は国会審議を司る議長
の立場から議事録を読み返して、該当の質問と解答の項目をセットで削除
して然るべき措置を講じる必要があると考える。
(この措置によって現状の日中問題が解決するとは言い難いが)
合わせて、海洋大国「日本」としては、周辺の国際情勢が様変わりして
いる今日にあって、従来からの日本国憲法に照らして「戦争をしない日本」
の立場にあって、世界情勢を踏まえた自衛隊の在り方を日米韓との連携も
含めて、大幅な見直しが必要であることを認識して、民間組織や外務省と
防衛庁を含めて海洋大国「日本」周辺の防御についてのシミュレーション
のやり直しを次のような視点から早急にやり直す必要があると考える。
〇 ウクライナとロシアの戦争開始以来、明確になってきたことは紛争が
生じた場合に、第三次大戦に繋がることを恐れて、紛争国の間での戦闘の
収束に向けて周辺国も安易には戦闘支援には加われない状況にある
〇 それぞれの核保有国も、核の使用は、第三次世界大戦の引き金になる
ことから「安易には核のボタンは押せない状況にある」そういった緊迫し
た中にあっても暴発の可能性のある国家が出現する可能性も否定出来ない
〇 戦闘態勢も無人化が進んできており極端なシミュレーションを試み様
とすれば、巨大な艦船を無人化でオペレーション出来る様にして、艦上に
無人機を配備すれば、遠隔操作によって相手国を攻撃できる時代になって
きている
〇 具体的に、海洋大国「日本」の周辺海域を俯瞰的に想定した場合には
中国と北朝鮮とロシアは親密な関係にあり、日米韓の緊密な関係を前提に
おいても、仮に「北朝鮮からのミサイルによる首都攻撃」「中国軍による
南からの陸海空軍による攻撃」「ロシアによる北方からの攻撃」がXデー
を期して同時攻撃された時に、太平洋海域に向けての攻撃性は日本列島に
よる蓋が外された状態になって太平洋海域の様相は一変してしまう
実際に、このような状態は起こりにくいと考えるが、日本における最高
のインテリジェンスを構築するのであれば、国家の機密事項として、この
様なシミュレーションは行っておく必要があると考える。
(ウクライナとロシアの戦闘を経て世界の戦闘状況は激変してきている)
また、最近の国内の課題にあっては、今回の国会における不毛の議論を
見るにつけ、自民党は公明党との連携に向けた関係修復に努め、従来から
の公明党のブレーキ役としての重要性に目覚めた関係修復を期待する。
004 時を駆ける少女の印象を感じさせる働きぶり
2025年の流行語大賞に、高市総理の「働いて働いて働いて働いて
働いてまいります」が選ばれたが、まさに「時を駆ける少女」の印象さ
え感じさせる稼働ぶりには、敬意を賞するばかりであるが、最近の中国
からのメッセージには強引に時代を80年前に戻している印象がある。
高市政権では、最近、日本国内においても、インテリジェンスをより
高めて行く必要性を唱えているが、まさに最近の中国からの数々の発信
には、現在、中国国内では、政府首脳や国民の意識がどこにあるのかを
正確に把握するためのインテリジェンスを高める必要性を痛感する。
例えば、最近の高市総理のデビュー時の外交戦略において国民の立場
から見る、次の様な映像について、中国内においては「どのような形」
で受け止め国内でどのような説明をしているのか?
〇 一つ目は、当初、中国においては、高市総理の靖国参拝などを想定
して、中国の首脳からは総理就任への祝電などは控えておりそれなり
の中国としての対応を準備していたことが想定されるが高市総理との
日中首脳会談の開催が決まり、あの首脳会談の直前での顔合わせにお
ける中国首脳の「満面の笑顔」は中国国内において「どの様な」受け
取り方をされたのであろうか?
〇 二つ目は、同じ笑顔でも、韓国首脳との笑顔の交換や、台湾の高官
との笑顔の交換とには、受け止め方に違いがあったのだろうか?
〇 三つ目は、横須賀基地にける艦上でのトランプ大統領と高市総理と
の蜜月ぶりと、米軍兵士たちとの一体感について、中国国内の首脳や
国民は「どの様な」受け止め方をして中国首脳陣は「どの様な」思い
を脳内で巡らせたのだろうか?
この様な視点から、中国国内における国民や中国首脳陣の深層心理に
光を当てて、インテリジェンスを深めた時に「今回の中国からの対応」
の心底が見えてくると考えるが如何だろうか?
005 海洋大国「日本」にとっての基本戦略の必要性
今、地球儀を手にして海洋大国「日本」および周辺の海域や米国との
位置関係そして中国との地理的な海域を挟んだ地域環境などを眼にして
いるが、世界戦略において極めて重要な位置関係にあるのが海洋大国と
しての「日本」の立場という印象が強い。海洋大国としてはオセアニア
のオーストラリヤやニュージーランドなども、その存在感は大きい。
日中関係が、今、台湾をめぐる問題で、ギクシャクしているがこれを
巨視的な感覚で俯瞰した時に、日本の国会における台湾に関する質疑を
起点にして膠着した日中関係にあるが、中国国内の動向に視点を当てた
時に、見方が変わって来るのではないだろうか?
即ち、中国側からの一方的な、数々のアプローチについて、中国内に
おける子細な国内事情は分からないが、現在の中国側からの働きかけは
高市総理が靖国参拝することを予め想定した上で準備されていたプログ
ラムの遂行であり、一時的には日中の首脳会談も行われて、中長期的な
両国の協力関係が確認されたものの中国の国内的な何らかの事情で強硬
路線に戻ったという見方も出来る。
日中の関係を強硬路線に戻すには、日本の国会における野党側からの
台湾問題に関する執拗な質問の繰り返しと質問内容は恰好な材料であり
「待ってましたという口実」ではなかったか? と推測する。
そして地球儀的に米国の位置関係を見た時に、第三次世界大戦の勃発
を抑止する「核の存在」としては地形的な位置付けからも太平洋の遠方
に位置しており、心理的な抑止効果としては、海洋大国「日本」の中心
的な位置関係にある 「横須賀基地の原子力空母などに配置出来れば」
戦略的な意味合いからは、米国にとっても東シナ海や南シナ海に向けた
抑止力は圧倒的な存在感として第三次世界大戦の抑止力に向けては圧倒
的な存在感となる。
同時に、最近の中国・ロシア・北朝鮮の間での蜜月ぶりを見せつけられ
る状況においても、横須賀基地の原子力空母に搭載された核の存在につ
いては圧倒的な第三次世界大戦に向けた抑止力になってくるが、同盟国
としての中国・ロシア・北朝鮮にとっては脅威になってくる。
一方で、我が国にとっては、日本国憲法で「戦争をしない国」として
明確な意思表示をしており、横須賀の原子力空母に核が存在して、その
事実が周辺諸国に周知されることで、平和国家「日本」の立場は堅持を
しやすいが、日本国内には「非核三原則」の約束事があり、国民の意見
を聴き取って行動に結びつける必要がある。
最近の中国側からの米国や世界各国への働きかけは、これは想定事項
ではあるが、横須賀基地の原子力空母における日米首脳の蜜月ぶりを感
じさせる姿と艦上における米軍兵士たちとの一体感を観た時に、中国の
首脳の脳裏にも同様のことが想定された可能性は高い確度で予想出来る。
しかし、今、海洋大国「日本」としては、従来から展開してきたとこ
ろの「インド・太平洋におけるビジョン」を、さらに発展させる狙いで
各国との話し合いを発展させ、具体的な発展プログラムを構築して日本
国民との話し合いも進めて「戦争をしなくて済む日本」の在り方につい
て議論を深めて行く必要があると考える。
006 日米韓の連携による不戦の陣形
今回の中国軍機によるレーダー照射などの挑戦的な行動に対して日本
の自衛隊機による対応は冷静であった。このことは日本の自衛隊機など
のパイロットのインテリジェンス性が高いということの証明でもある。
過去の歴史的な出来事を振り返っても偶発的な衝突による戦闘開始の
事例は散見され、日本の自衛隊機によるインテリジェンス性の高さは国
の宝とも云える存在である。
最近の中国の動向を観ていると、中国国内においても台湾などに侵攻
することには反対するインテリジェンスな勢力も存在しており、かなり
の影響力を持った勢力と云うこともあって、一部の強硬派の勢力が日本
に向けてうっぷん晴らしをしている影響も否定できない状況が読み取れ
る節も、中国通の識者の見方としてはある。
そのような状況を冷静にフォーカスした時に、日本は米国や韓国との
従来からの連携に加えて「戦わずに勝つ陣形」を早急に構築する必要が
あると考える。この際、台湾問題からは離れて日米韓における軍事同盟
の深化について考察を深めることにしたい。
先ずは、日本も韓国と同様に「原子力潜水艦」を早急に保有する必要
がある。原子力潜水艦の場合、活用レベルを格段に向上出来るので長期
的な視野で自国の海域の防衛に当たれる。しかも日韓での原子力潜水艦
による共同戦略が張れれば防衛面ではより強固な守りが維持出来る。
そして、米国の原子力潜水艦とのチームワークも図れるので極東地域
における守備体制は格段に向上する。そして横須賀基地に位置している
原子力空母には「核を搭載して極東の守り」を固める。これは日米韓に
おける軍事同盟にとって「戦わずに勝つ陣形」の守護神的な存在となる。
もちろん米国の理解を得た上で、日本国民に「非核三原則の見直し」を
求めることになるが、国会において審議を重ね最終的には必要であれば
「衆議院の解散総選挙」を経て、国民に「信を問う」ことも必要になる。
今、中国からの好戦的な戦闘機からのレーザー照射などの行為を受け
中国・ロシア・北朝鮮の蜜月ぶりを観る時に 「戦わずに勝つ陣形」の
構築は喫緊の課題と考える。
世界平和を希求する米国のトランプ大統領にとっても、一考に値する
日米韓の基本戦力と考えるが、高市総理のインテリジェンスにおいては
どの様なご判断をされるであろうか?
007 奈良の鹿たちが喜んでいると想像してしまう
最近、中国からの旅行客が激減して、一番、喜んでいるのは奈良の鹿
たちではないかと考えている。昨年、私は家内と一緒に、京都や奈良の
紅葉見物に出掛けて目にした光景に奈良の公園で中国人の団体が鹿たち
を威嚇している姿を散見、私は飼い犬に呼び掛けた仕草で「よしよし」
と声をかけると、中国人の男性は不思議そうな表情で私の顔をみていた
が、最近は、中国からの観光客が激減しており奈良の鹿たちにとっては
喜ばしいことだと考える。
また京都なども永観堂の振り返り菩薩の微笑む姿など、何度も訪れて
みたい観光地だが、最近のあまりの混雑ぶりには、つい他地域を選んで
しまう傾向もあり他にも日光の東照宮など何度も訪れてみたい観光地は
多いので、中国人だけでなく、熊たちにも、山にこもって冬眠をお願い
したいものだ。
008 副首都機能についての考察
現在、自民・維新の与党にて「副首都の在り方」が検討されているが
東京と大阪を主軸にした考え方には偏りがある印象がある。現状におい
て首都圏直下地震としては関東首都部の大地震と東海・南海トラフにお
ける直下地震が想定されているが、それであれば関東の首都(東京都)
と関西地区の副首都(大阪府)による両首都機能だけでは、両首都圏が
時間差で大地震に見舞われた時に首都機能としての存在が同時に失われ
てしまう可能性がある。
この場合に、東京都が首都圏直下地震が発生した場合に、立川地区に
首都機能の代替えを計画しているが、この構想は極めて優れた考え方で
あると云える。
それであれば、次の様な、首都圏の代替え機能を計画しておく必要が
あるのではないか?
〇 一つ目は、東京都を主軸にした首都機能を支える立川地区の代替え
機能を第1の首都機能として整備しておく
〇 二つ目は、大阪府を主軸にした第2の首都機能として整備しておき
同じ関西エリアの日本海側に代替え可能な副首都機能を用意しておく
〇 三つ目は、福岡県を主軸にした第3の首都機能として整備しておき
同じ九州地域に代替え可能な首都機能を用意しておく
これらを総合的に機能整備してこそ万全の首都圏の大地震対策と考え
るが如何か。現在の情報化機器の充実した時代に在っては、それぞれの
地区にデータセンターを常備することも可能であると考える。
009 私にとっての何故が米中首脳会談後には解けるか
私にとっての何故、云い換えれば「それは、何を意味するのか?」が
来年の4月に行われる米中首脳会談後に解けて来るだろうか・・・
〇 1つ目は、先日の国会における立憲民主党の外務大臣まで経験した
国会議員からの「台湾問題」についての質問であり、直前の米中首脳
会談においても、トランプ大統領が話題に挙げなかった「台湾問題」
について、何故、国会の場で、立憲民主党の議員は敢えて台湾問題を
執拗なまでに質問を繰り返したのか?
〇 2つ目は、台湾問題を契機にして米中が戦火を交えることになれば
第三次世界大戦に向けて、戦火を交えることになるが、ウクライナと
ロシアの悲惨な戦闘後の終戦に向けた平和への交渉を目前に観る時に
中国と台湾の間で、戦火を交える前に、中国と台湾が戦火を交えた時
の幾つかの軍事シミュレーションをお互いに観て、お互いどれだけの
諸外国を交えての戦争になるか、結果を幾つかのシミュレーションで
検証して、その上での戦後を想定した和平交渉は出来ないのものか?
〇 3つ目は、最近、米国から台湾に向けて武器の輸出が認められたが
これは台湾がウクライナ同様に、自力で中国に立ち向かえという方向
付けなのか、第三次世界大戦への拡大発展を抑止する狙いで、台湾が
自力でも中国と戦える間接的な武器支援なのか?
〇 4つ目は、台湾が自力で中国と戦った時にウクライナの現状に観る
限りにおいて、世界のサプライチェーンとして世界の精密機器の頭脳
部分を担っている主要な工場施設が損壊した時に、台湾の頭脳集団の
存在と合わせて、その影響は、どこまで及ぶのか?
〇 5つ目は、中国と台湾が直接対決となった時に世界各国の台湾在住
の人々を、どのような方法で避難・退避・救出するのか?
〇 6つ目は、先日の日本近郊における中国にとっては太平洋への出入
り口と云われている海溝周辺においての軍事演習は重要拠点とも云え
る海溝の地形について実地調査をしていたという報道もあるが台湾と
の開戦に向けて、太平洋地域からの艦船・船舶・原子力潜水艦などを
待ち伏せする中国の原子力潜水艦の潜み場所を選定するための調査を
目的としていたのか?
〇 6つ目は、日米、特に米国のトランプ大統領が、どのような戦略で
台湾問題について取り組んで行くのか、かつて、ロシアがウクライナ
周辺を取り囲んで、欧米の出方を観た上で戦闘に踏み切った様に中国
にとっては欧米、特に米国の基本的な考え方が4月の米中首脳会談後
には見えて来る可能性もあるが、トランプ大統領は本心は明かさない
可能性も高いとも思われる?
〇 7つ目は、米国が、中国と台湾間の紛争には介入しないとした時に
中国にとって日本の周辺海域への島々に向けた先制攻撃はあるのか?
現状では見えない前述の様な問題や課題が、米中の4月の首脳会談後
には見えてくる可能性が幾分なりともあると考えているが、それまでの
間は静観するしかないか?
010 中国にとっての台湾の重要性
日米欧にとっての台湾の重要性と、中国にとっての重要性には大きな
隔たりがある。日米欧にとっての台湾の重要性は、サプライチェーンに
おける電子頭脳的な優秀性であり、あらゆる分野における精密機器機能
の分野で欠かすことの出来ない存在であるということだ。
一方で、中国にとっては、そればかりでなく中国にとっての世界戦略
を進める上で、太平洋に向けた開放部として、台湾の港が、自分たちの
力量でハンドリング出来るという優位性においては、現状の世界戦略を
変革できる程の価値観があると云って良い。
今、中国が太平洋に船出する場合は、限られた海域を航行して太平洋
地域の例えばオセアニア地域などに航路をとっている。これが台湾地域
で太平洋側に港湾を整備すれば世界戦略的にも思い通りに進展しやすい
環境造りに向けて可能性が高まる。このことは地球儀を手にして俯瞰的
に太平洋海域を眺めれば一目瞭然だ。
このことは日米欧が考えている台湾の優秀性と、中国が考えていると
ころの地勢上の代えがたい存在とは、価値観がまったく違う。おそらく
中国が台湾を一つの中国として包み込んだ時に、中国における軍事戦略
的な位置付けは、米国の軍事力などを凌駕して世界一に躍り出る可能性
は飛躍的に高まる。
しかし、今や、中国が内部崩壊しない限り中国の軍拡の勢いを止める
ことは難しい状況にあると云って良い。そのような地政学的な視点から
も、4月に行われる米中の首脳会談は注目に値する。そしてこのような
状況を熟知して米中会談に臨む米国対統領の動きには、会談後の暗黙知
にこそ重要な意味合いが漂うかも知れない。
その様に考えると、先日の日本の国会における台湾問題の質疑は話の
内容よりも「台湾問題に触れてくれるな」という強烈なメッセージとし
て扱う必要があり、タイワンのタの字にも触れてもらいたくないという
中国側の深層心理における心痛があるのかも知れない。地政学的に何と
しても太平洋側にオープンな開口部を設けたいという思いは誰にも邪魔
させないという強い思いの案件であり、欧米が出来るだけ触れない様に
している背景も理解する必要があると云える。
いずれにしても、4月の米中の首脳会談で見えてくるものはあると考
えるので、地球儀を手に俯瞰してみることも重要と考える。これから先
インド洋・太平洋海域のメンバーに中国が有力メンバーとして顔を並べ
て来る可能性が予見されるということだ。
011 これは、お伽噺の世界だが
これは、お伽噺の世界だが、アメリカ合衆国の足元に位置するところ
のベネズエラに中国の軍事基地が出来て、ベネズエラの港湾には中国の
軍艦が停泊する可能性が予見されたのだろうか?
ベネズエラの地政学的な位置付けは太平洋にも大西洋にも船出できる
地球の臍(へそ)の様な位置だ。最近、ベネズエラと中国の間で綿密な
交渉が行われたと云う報道があるが、やがて軍事同盟に発展する可能性
が否定出来ない状況にまで発展していたのであろうか?
中国やロシアの介入によって、ベネズエラが彼らの思い通りに軍事化
されたときに、例えば日本における戦国時代の様に、それが一夜城的な
構築であっても、中国などが先導しての軍事基地化した場合、軍事基地
として形になってからでは交戦となる恐れから手出しは難しくなる?
アメリカ合衆国は、極めて高いレベルのインテリジェンス性を有して
いるので、これらのお伽噺を情報として入手できていれば、即断即決で
状況を綿密に分析して軍事基地化の防止に向けて動くことは間違いない。
これも、お伽噺話の世界だが昨年の暮れに迫っての台湾周辺における
中国軍による軍事演習も中国による目くらましの作戦であったとすれば
さらに発想を発展させて、日本の国会における「台湾問題の執拗な質問」
から出発した中国側からの反発に伴う、中国からの旅行者の出国制限や
日本の海産物の輸入制限および中国における日本のエンターテイナーの
演奏中止など全て、ベネズエラにおける秘密裏の中国交渉団による交渉
円滑に向けた目くらまであったとすれば、それらすべてを掌握していた
米国のインテリジェンスの高度な優秀性も、お伽噺話の世界でも極めて
秀逸な存在と云える。
トランプ大統領が、中国からの台湾に対する軍事演習や日本に対する
対応などが目くらましの陽動作戦であることに気付いていての無反応で
あったのであれば、今回は、アメリカ合衆国の優れたインテリジェンス
の勝利と云えるが日本側は中国からの働きかけに、まともに対応してい
ただけに、本来であれば、台湾への武器輸出へのアメリカ合衆国に向け
た対応を矛先の違う日本に向けて来ているが、多少、支離滅裂な状況も
見られることから、ここは、前石破総理に特使を買って出ていただいて
中国側と意見交換するなどの打開策も一考と推察するが、この際、大人
物が中国を訪問する手立ても必要ではないかと考えるが如何か?
一方で、現実問題に目を転じると、いかに精鋭部隊と云われる中国軍
が台湾に侵攻しても、屈強な台湾の部隊を圧倒することは極めて難しい
と思われる。私もかつて30年前に当時の豪華客船による研修船の講師
として管理工学(IE)および品質管理(QC)事例研究などを支援者
の立場から、航空便にてシンガポールまで行き、復路に船で台湾に寄港
したことがあるが、その時に台湾軍の守備体制を拝聴したことがあるが
台湾軍には二つの部隊が常駐していて、それぞれに宿舎なども遠隔地に
あり、どちらかが急襲されても一方の部隊ですぐさま応戦出来る不死身
の部隊編成になっており、それに加えて台湾の地形が要塞の様な形状を
成しており、地下シェルターも完備しているので、外部からの攻撃には
不落な体勢が整っており容易には陥落しないと推測する。
中国軍も台湾軍を攻めると云う実戦経験はないと推測するので、甘く
みていると、超長期戦になることが予測され援軍を待つまでもなく最強
の部隊とみて良いだろうと推測するが、一方で兵糧攻めの懸念もあるが
潜水艦などによる物資の補給法なども推測され、結果、中国軍の撤退も
あり得ると推測されるが台湾も戦後80年を独自の路線で発展してきて
おり30年前に見聞きした台湾軍よりも戦力は向上していると推測する
ので、中国軍も容易には手出し出来ないと考えるが、実際のところ中国
軍はどこまで台湾軍の戦闘能力を把握しているのだろうか?
(続 く)
高市総理のインテリジェンス【High】