つく法師の想い/新作俳句

つくづく思う、いやあ世の中どうなっていくのか・・・。


 つく法師 鳴くに鳴かれぬ 暑さかな

 青ミカン 香る昔の 運動会

 身も細る サンマの顔も 観るだけに

 花も実も 変わる気候に 戸惑いて

 秋風の 来るを待てずに 友去りて
 
 朝は秋 昼間は真夏 懐は冬

 秋風が さあ動こうかと 言うけれど

 退院か 窓に干された 白布団

 夏バテや ひとり気を吐く 君うらやまし

 放置した 鉢かたずけようか ひとつづつ


☆ やっと朝夕涼しくなりましたね。筆者はしばらく暑さと、突然のめまいに
苦しみましたが、何とか夏をのりきれたと安堵しています。皆さんは
如何おすごしでしたか?(いずみ)


 

つく法師の想い/新作俳句

つく法師の想い/新作俳句

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2023-09-26

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