blueWhiteOrangeSun

青白い夕日
見つめても痛くはない、

有耶無耶にされた矛盾を感じた死

僕が僕でいる訳は
君が君になりたい言葉に足らず

今、死角で踊る
軽快で爽快な冬を迎える前の秋、
飽きるまで生きる

薄暗い夕方

歩いてみても無意味じゃない、

有限で有り触れた日常も過去

街に浮かび上がる風は
目の前に現れて心を吹き飛ばす

今、真顔で悟る
明快で愉快な夜を迎える前の暮れ
飽きるまで生きる

何故か、家を出て
詩を書きたくなった今 今

今、死角で踊る

blueWhiteOrangeSun

blueWhiteOrangeSun

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-10-22

Copyrighted
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