人生は長いレールの上に在る。 人の悩みも苦しみも、昔から変わらない自然のありのままの姿が洗い流してくれるだろう……
〈みどりの星〉そこは豊かな星だった。泉には魚たちが溢れていた。生まれては死に、生まれては死にしているのだ。母親は息子を事故で失った。いつかどこかで生まれ変わると知っていても、魚の死のようにすぐに忘れることはできなかった。息子はいつか生まれ変わる。それが宇宙の巡りなのだ。星にまつわる物語2/3。
〈赤い星〉マコは自分が何者なのか、何のために生きているのかわからなかった。自分の好きな赤いスカートをなびかせるためには、風を巻き起こす必要があった。でも、その風は星の住民もろとも町を吹き飛ばしてしまうのだ。「私は生きていていいのかしら?」マコはいつも疑問なのだった。星をめぐる3つの物語。1/3
倉木秋彦は、中学3年生の研究者だった。 彼は研究の実験中、予想外の事故でパラレルワールドに飛ばされてしまった。 この事象に頭を抱えながら、元に戻る為の設備資金を無職の父親と一緒に開始するのだった。 ※この作品は小説を読もう、のべぷろ!で重複投稿されています。 ※各サイトでENDが異なっています 小説を読もう『R』・・・Return END 星空文庫『A』・・・Another END
この作品は、株式会社グリモア様より現在配信中のスマホアプリ『ブレイブソード×ブレイズソウル』の二次創作SSにして、アプリ内における特殊な、愛の称号を得るために魔剣機関(運営さん)へ提出したものの原文となりますのです☆彡 作品としても読めるようになっていますが、原作を知らない方にはわからない要素が非常に多いと思いますのでご注意くださいませ☆彡
猫は死んだ。 猫の死から僕の物語ははじまった。 生きながらにして死んでいるような僕と、死にながらにしてどんどん存在感を大きくなる猫。 川のあちら側は僕にとってどんな世界なのか?
いじめられっ子の彼。どこに行っても彼は虐げられる。みじめな生活を送っている。いつしか自殺は彼のステータスとなっていく。リストカットは彼の生きる活力を生み出す行為なのだ。ある日、いつもように通りかかった不良グループにいじめられていた彼だったが、死んだのは彼に暴力を振るっていたグループのリーダー格のトモダチの方だった。