花坂

花坂

書くのって、いいよね。

初めて小説を書いたのは10歳の夏。
夏休みの自由研究、で書きました。
小説と言うのもおこがましいような、未熟過ぎる作品だったけれど、担任の先生は添削もせずに「あなたの文章が好きよ」とだけ言って、原稿用紙に大きな花丸をくれたのです。
「あ、私、書いていいんだ」
あの時、そんな自信がふつふつと湧いたことを今でもよく覚えています。

「日本語って、太陽みたいにキラキラしていて、夜の静寂みたいに控えめで、人間みたいにあったかい。そんな日本語を操れたら、どんなに幸せだろう」
そんなことを日々思いながら、文字を綴っています。

好きな作家さんは、
江國香織さん、川上未映子さん、太宰治さん
です。