修司(修さん)

推理小説を書き始めて4年になります。今から次々と面白い作品を投稿していきます。

会社員をしながら、毎週日曜日に執筆をしています。「ライフワーク」のつもりです。
ジャンルは「推理小説」で、今までの作品はすべて長編です。社内のファン?は、お世辞でしょうが、とりあえず面白いと言ってくれます。
多くの読者、作家を抱える「星空文庫」では、はたして通用するのでしょうか。
日々の何気ない生活から生まれる「大人の推理小説」を目指します。応援よろしくお願いいたします。
好きな作家は「貫井徳郎・奥田英朗」です。

「背 信」ーアロワナの化身ー

大手生命保険会社に勤める成実桐子は、交通事故により発症したこころの病を、三十年もの間ずっと抱えていた。 桐子は二卵性双生児として産まれたのだが、ある事情で姉の池川和子とは別々に育てられ、中学を卒業するまでは姉の存在すら知らなかった。しかし、ひょんなことから二人は出会い、桐子の家で同居を始める。その直後に、桐子は轢き逃げされて重傷を負ったのだ。 桐子の怨みを晴らそうと、和子は現場に残された「アロワナ」のキーホルダーを手がかりに、「リョージ」という男を捜し始める。桐子が交通事故に遭遇したとき、桐子と一緒にいた恋人の雄三が、逃走する加害者のことを「リョージ」と呼んでいたからだ。 しかし、その「アロワナ」だけで加害者を見つけることなど到底無理な話だった。ところが、加害者が残した「アロワナ」には、三文字のアルファベットが彫られていた・・・。

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