昭和の時代、スマホもインターネットもないころ、たまたま銭湯で見かけた隣のクラスの女の子の姿を、小学校から中学校へと追いかける少女の物語です。百合という言葉もLGBTのくくりも知られていない世の中で、自分の気持ちに戸惑い、なかなか一歩を踏み出せない少女の切なさを描きました。ライトでもシリアスでもない、等身大の百合小説です。少しですが性表現あります。