尾川喜三太

尾川喜三太

ほんとは文学部に行きたかった東北地方の農学部生です。

みなさんの類稀な経験と感性がふんだんに盛り込まれた作品を読んで、自分にないものを吸収していきたいです!
ちなみに好きな作家は志賀直哉と三島由紀夫。

快活の哀しみ(0)

東海林凪(なぎ)は東京の大学に進学した。夏休みに予定されている同窓会をまえに、いよいよ幼馴染の東洋(ひでひろ)に自身の『本懐』を告げる決意を整えつつあった箭先、東洋のかつての親友だった今城京臣(きよみ)があらわれ、東洋の死を告げる。凪は取るものも取りあえず故郷に戻り、そこで東洋の死の明証につぎつぎとぶち当たり―――今まで凪の心裡で生きながらえて来た東洋の幻影が、彼をかたどった卒塔婆の柾目とみずみずしく枝を張った榎の若木に移植され、目の前に対称を得、『本懐』の重荷を卸したとき、凪ははじめて心のままに号泣の淵へと身を沈めた。 思い合っていた二人を引き裂き、最後に彼女に安堵の涙を流させた当のものは何だったのか? 出羽T市で起きた猟奇殺人事件の顚末。

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快活の哀しみ(1)

小学校時代。全校生徒110余名、男子8人女子7人の小さなクラスでガキ大将のレッテルを押しつけられた越賀東洋は、自分の暗い側面を隠し、たくみにでっち上げられた快活なみぶりで、徐々にしのびよる憂鬱の気配を追っ払おうとつとめるが―――『なんて損な役回りなんだ』一風変わったガキ大将のドッジボール大会における滑稽劇。

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快活の哀しみ(2)

東海林凪はくせものだ。漱石の『坊ちゃん』みたく感傷的な正義漢になりたくない東洋は、めぐりめぐって『哄笑の教義』を打ち樹て、ひとまず自身の問題にケリをつけたかと思いきや、今度は凪がつぎから次へと彼に難題をふっかけて来る。東洋の快活と凪の本懐をときあかす起点。

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快活の哀しみ(3)

草いきれの盛んな首夏。プール授業のあとに居残って、日が暮れるまで野球をして遊んでいた東洋たちは、慣れ親しんだ学校の門を我は顔に闖入して来る矮人どもの夕影をみとめ――― ドッジボール大会の借りを返して有頂天になる彼等だったが、東洋たちの世代を線蟲病のごとく犯しはじめた思想的洗脳のけはいには、とんと頓着しないまま、あたら見通しの少数学級は中学と云う名の池塘が決するとみる間に、春草を捥がれ、逝湍に溺れて、二度と巡り合うことはない,,,,,,

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快活の哀しみ(4)

呪詛の温床『青空倶楽部』は解体され、学童の運営は健常に復したものの、誰が播いたとも知れぬ『ミヨシキリ』の種子がやがて災禍をもたらすだろうと―――或る者はひそかに北叟笑んでいた。一年間の閑日月を経て、東洋たちは中学に進学する。

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快活の哀しみ(5)

金子家一統の系図、凪の母の生い立ち、少女時代の東京出奔といつしかの結婚―――家庭が空中分解する経緯と、凪が「結婚の模倣」を試みた真相までを追う過去篇。

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快活の哀しみ(5-2)

金子家一統の系図(2)

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スワローハローザネスト(1)

栃木県宇都宮市。家出する少女と暇な大学生バックパッカー。

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彼岸の光(0)

萬葉調美文體。青春のまほろばに於ける観念的闘争。 愛知縣豊橋市。

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彼岸の光(1)

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