世の中で皆さんと一緒に生活することをあきらめた翁の夜咄をお届けできればと思っています。
一年前に脳梗塞を患いました。病院での入院生活は、仕事ばかりに明け暮れていた今までの人生を振り返るいい時間になりました。これからは自分の好きな文章を書くことを楽しみにして行きたいと考えています。
市役所の職員として平凡な人生を送って来た私の前に、高校の時の恋人が現れた。私の切なく淡い青春時代の、あの日の思い出が蘇ってきた。