人に 源氏と 呼ばれて生きて/ その手に出来ぬものなどないと 囃されながら/ 惹かれ 焦がれて 育て 娶った/ 愛しい女を 失った/ 育んだ愛に 狎れて 甘えて/ 我に非なしと 自惚れて/ 人に源氏と 呼ばれた男が/ 育んだ 愛もろともに/ 最愛の女を 失った