主に、少女と大人の幸福な恋愛を描きます。
はじめまして、斎藤と申します。人生は結構苦悩の連続であると感じます。そこに目を向けた宗教、生まれつきの苦悩を背負う人々、常識と非常識、運命の意外な展開、そういうことに着目してものを書いてみたいと思っています。
出版社に勤務する緑川巧人は、仏教への真面目な信仰心を持つ30代の男だったが、少女を偏愛するペドフィリアであった。酒に酔った緑川は帰りの通勤電車で会った高熱の少女を自宅に連れて帰り、無意識のうちに凌辱する。それから緑川の、罪におののく日々が始まる。
同じ精神的苦悩の傾向を持った少女と大人の男が惹かれあい、恋によって昇華されて互いの道を歩むに至る。そんな人生の一場面を書きました。