滅亡

星は落ち、土は浮いて、山はひっくり返り、空が破れる日のこと。私、どうしてもじっとしていられなくて、駆け出した。誰の仕業か知らないが、すごい誰かがいたもんだ。変わり果てた姿、本当は最初から隠していたものかもしれない。重力なんてなくなって、人体が生きられない空間へ。そして、最期の時。

滅亡

滅亡

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted