殺し屋アンドロイド

驟雪

早朝。熱い中身のカップに口を近づけ一口飲むとその湯気で角膜が白く曇った。眼鏡じゃあるまいし。瞬きと同時に体温を上昇。視界を晴らす。右手首を捻ってスライドさせ、断面に埋まる複数の薬室を持つ回転式弾倉に弾を込めた。体温調節が厄介だ―そう思いつつ今日も人間に扮して稼業をこなすのだった。

殺し屋アンドロイド

殺し屋アンドロイド

  • 小説
  • 掌編
  • SF
  • 全年齢対象
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