好きということ

僕にはピアノの才能があります。3才の頃から弾いていて、ハンマーが弦を打つ音が大好きでした。しかし、僕がコンクールに出た日を境に、弾くことが辛くなりました。コンクールの結果は軒並み優勝。僕は勝敗を知り、その為にピアノを弾くのをやめたのです。周囲は落胆しましたが関係ありませんでした。

好きということ

好きということ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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