凶相
貴方の首に両腕を伸ばし、引き寄せた。背の高い貴方の目を見つめる。私好みの三白眼は、動揺したことすら分からない。そこが堪らなかった。何にも揺らがず、色を変えず、ひたすらに、ただ一点を見つめ、見透かした様な、渇いた瞳。目が合ったまま、腰を撫でられると不気味な魅惑に昂奮を隠せなかった。
凶相
貴方の首に両腕を伸ばし、引き寄せた。背の高い貴方の目を見つめる。私好みの三白眼は、動揺したことすら分からない。そこが堪らなかった。何にも揺らがず、色を変えず、ひたすらに、ただ一点を見つめ、見透かした様な、渇いた瞳。目が合ったまま、腰を撫でられると不気味な魅惑に昂奮を隠せなかった。
凶相