さびしいね

「また明日」そう言った友達に手をふって別れた翌日、私は不登校になった。糸が切れる音がして、本当に聞こえるんだと思った。友達は不思議がった。心の中にある、今にも切れそうだった糸が見えてない人達だったんだと、愕然とした。友達じゃないと思った。勝手に人を憎んだ。それは今も続く、地獄。

さびしいね

さびしいね

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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