僕の化石

小三の時、僕は恐竜が好きだった。クラスに同じような奴があと二人いて、僕らは誰が声を掛け合うでもなく自然と意気投合した。三人で新聞係になり「恐竜新聞」を発行したこともあった。しかし、楽しかった記憶は続いていない。一年後、僕達はクラスが離れ、各々興味も移ろいだ。思い出は化石になった。

僕の化石

僕の化石

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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