20180801

食べても足りない。女の子はよく食べた。米、肉、麺、菓子など、様々な糧を。女の子は食べると幸福を得た。一方で、体が重たくなる警報を無視し続けていた。否、無視した訳ではない。止められなかったのだ。未だ肥え続ける彼女の前には、豊富な食料が並んでいる。悪夢のような飽食の時代。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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