夜に生くる星

つめたい夜に眺める(そら)

潤いたがる日々が散らばった

骨を彩るプラネタリウム

(まぶた)のうらで手をつなげても

目をさませばまた離ればなれで

つないでいた手も失ってしまう

それでも(えが)かれつづけていたい

滲んだ宙が放つ色彩は

きみをわすれないためにあるから

夜に生くる星

夜に生くる星

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-05-27

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