青の至り

影響を受けた夏に腕を切った
刹那的に生きた馬鹿な中学生
興奮を覚えた性に中指を立てた
人の所為にした全てを猛反省

何をしたって意味は無いのに
その先に君が居たから だから
何度だって目を閉じたって
その先に君が居たから だから

人生を悟った秋に首を吊った
刹那的に飽きた馬鹿な高校生
過ちを犯した過去に蹴りを付けた
今を書こうとした全ての集大成

何を見たって忘れて行くのに
その先に君が居たから だから
何時だって目を閉じたって
その先に君が居たから だから

青の至り

青の至り

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-05-25

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted