濡れたパンツ

西川 真周


朝起きて

パンツに精液が

ついているのを感じた

なので

パンツを脱いで匂いをかいだ

いつものあの匂いがした

夢が思い出せない

洗面所で精液を洗い落として

少し遠くから

パンツを洗濯籠へ投げ入れた

籠の縁に垂れ下がったパンツは

濡れていて

疲れているみたいだった

濡れたパンツ

濡れたパンツ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-05-24

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