風船の詩
今夜こそどこかへ行ってしまうつもりだった。君も僕も知らないところへ飛んでいってしまおうと思った。でも、君が紐を握っていたから、地面に足をつけたまま朝を迎えてしまった。そういえばまたねと言われたような気がする。できない約束はしないことにしているから、君の手を握りかえすことはまだ出来ない。
風船の詩
今夜こそどこかへ行ってしまうつもりだった。君も僕も知らないところへ飛んでいってしまおうと思った。でも、君が紐を握っていたから、地面に足をつけたまま朝を迎えてしまった。そういえばまたねと言われたような気がする。できない約束はしないことにしているから、君の手を握りかえすことはまだ出来ない。
風船の詩