孫の作品
私同様、妻の誕生日には孫娘が毎回プレゼントを持ってきてくれる。今年もその日がやって来た。全員で歌をうたって誕生会が始まる。孫は自作のケーキ、風鈴、お祝いメッセージをみんなに披露した。見ると、フルーツが大好きな孫は一人前の家庭パティシエになりきって,イチゴ山盛りのケーキを作ったようだ。風鈴も貝殻を用いた変わったデザインだが、しずかな優しい音を出して家族全員に好評だった。ママやインターネットから得たヒントを基に一生懸命に作っていたもので、さすがの出来栄えだ。祝いの文章はいつも心がこもっていて感心する。読んだ人の中には、年齢からしてイマイチだと言う人はいるだろうけれど、私の感想とは違うようだ。私は孫の書いた文章をイマイチとは思わない。勇気を出して踏み出した最初の一歩が大切だと思うからだ。はじめのうちは漢字や文章力など気にせず何でも思うままに書いてみればいい。そして良い本に日頃から親しんでいれば国語、漢字はもとより、考え方に総合的な力がついて人生に役立つはずだ。
私は星空文庫で随想を書き続けて道半ばである。困ったことに、病気の影響なのか身体がすぐ疲れて、一遍のエッセイを書くのが大変だ。そこで孫娘に私の席を貸してあげようと思う。次の文章は妻の誕生日に孫娘が書いたものだが、了解を得たので私と同じ星空文庫に投稿してあげよう。
おばあちゃまへ
今年でもう70才。まだまだ100才まで30年もありますね♡ みーやはおばあちゃまが大好きで長生きしてほしいので、おばあちゃまがけんこうについてなにかやっていたら、お手伝いしていこうと思います。私は11才で、私(みー)とおばあちゃまの才のさは59才です。あまり変わらないんだな…。それはさておき、おばあちゃまはひざに水?をためて?がんばっているので、はやくその水がどっかに行くようねがっています。いっしょにたいじしようね。
ずっとおばあちゃまが長生きできますように♡ Ⅿisayaより、愛を込めて
書いた日 2020.5.7
わたした日 2020.5.8
孫の作品