ウイルス-予測-

空気中を漂ったウイルスは、人の髪の毛、体毛、顔の皮膚、などに張り付く。
あくまで洞窟の中のコウモリにこだわって考えてみれば、コウモリの体毛などに張り付く、それが逆さまになっていつか吸い込むと、考えて見るのは当たり前のことなのじゃないだろうか?

最初のクルーズ船の検疫官の感染した初歩的なミスと自衛隊員の完全防備の違いからみてみれば、簡単にイメージできると思う。
陽性者のベットの枕から多くのウイルスの遺伝子が検出された。

今日事務員の女子から、いつ頃まで続くんでしょかね?
と質問された。
さて?いつかね?
と私は、微笑ながら答えた。
彼女が望むような、安心させられるような答えは、まるで思いつかなかった。

アメリカの大統領は、
自然消滅するんじゃないか。と言ったそうだ。
そんなわけないし、そんな、無責任なことは、私はとても言えない。
来年なら、まだ良い。
2年なら、まだ良い。
20年このままだったら、大変だと思う。

コウモリ 、洞窟、二酸化炭素という考えがはずれであれば、さらに良い。
でも、もしこの事にウイルスが関係しているとしたら、地球上の酸素濃度がもとの状態に戻るのにどれくらいの時間がかかるのか?
温暖化が回復してくるその時、ウイルスが自然消滅するまで、いったい、あと何年?この状態が続くのか?

今ウイルスの型は二種類。ワクチンは、混合型になるのか?効果は期待できるのか?
少しづつ世界は、動き始めた。
答えは、すぐに現れる。五月だ。

ウイルス-予測-

ウイルス-予測-

  • 小説
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  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-05-04

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