俯瞰
僕が生きていた頃、楽しかったなあ
誰も傷付けないように、次は何にもなりたくない。
分かってくれる?
君と一緒に居た頃、楽しかったなあ
過去に戻りたい夜明けの朝は何処か切なかったもんな。
今更なんだけどね
距離が遠ければ遠いほど
存在する意味は無に等しかったけれど、
近くに座ってた君の笑顔が
今思えば、全ての理由だった気がしてるよ。
色々なことがあったけれど
風に吹き飛ばされて、忘れている途中に、
元々の型があった場所へ
少しずつだけど、歩き続けてみるよ。
声がする 僕は分かるよ
この世で 僕だけが分かってるつもりだよ。
これで終わりなら、どう思う?
他にも選択肢はあったのかな?
今なら言える、君の人生が
今までの、僕が生きていけた理由なんだよ。
君は何処かな、見渡すけれど
ここは邪魔が多すぎる、他をあたってみるよ。
元々の型があった場所へ
少しずつだけど、歩き続けてみるよ。
俯瞰