空を掻く手

空を掻く手

何かが薄れていく

夢を追った18歳。恥を捨てた19歳。自由だった20歳。楽しみが減った21歳。現実を知った22歳。成功した23歳。真実の愛を手にした24歳。
どうしたんだろうか。
幸せだけあればいいはずなのに、幸せだけの今がこんなに空虚だとは知らなかった。
人間というのはぜ贅沢な生き物である。
求めれば求めるほどに欲が出る。

何事もバランスが大事なんだ。重い心と書いて重心という意味が何となく分かった気がした。

人間が求めるのは、本当の愛ではなく、自分にとって都合のいい愛なのかもしれない。
やはり人間は欲深い。
…人間とひとくくりにしてもいいかは定かではないけど。

空を掻く手

空を掻く手

勝手に失った気でいたんだろ。

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-04-13

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