新入生
あの子の制服が夢を見ていた
混じり気のない世界で新しい春の夢を
空を撫でる草木が風の匂いとなって
未だ枯れることを知らない命を歌う
柔らかな陽射しが揺れる髪を染めながら
俯いた彼女を明るく照らす
そこに伸びた影も知らずに
聞こえた春の歌
悲しいほど綺麗な歌声に
世界は今静かに酔いしれる
新入生
あの子の制服が夢を見ていた
混じり気のない世界で新しい春の夢を
空を撫でる草木が風の匂いとなって
未だ枯れることを知らない命を歌う
柔らかな陽射しが揺れる髪を染めながら
俯いた彼女を明るく照らす
そこに伸びた影も知らずに
聞こえた春の歌
悲しいほど綺麗な歌声に
世界は今静かに酔いしれる
新入生