少女革命

星に鍵を掛けた夜から
自分の光が見つけやすくなる
群青に飛び込むような体が
世界に色を映し明るくして
私が回れば三回転半
地球が戻って来る約束する
いつも出会いは過去の中の未来
先のことなんて誰にも分からない
私は空に鏡を置いてある
自信が揺らぐ時に確かめる
地図みたいに照らす瞳の向こう
透けていく街を歩くために
最初の言葉は無印にした
未来は線路が壊れた場所のまま
それでも遮断機をくぐってしまう
誰かの新聞をめくる音で
邪魔されるなら生きていないよ

少女革命

少女革命

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-26

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