こうふくろん

車内で数分彼に見惚れたのち

私は私が思う以上に酔っていることを知る。


普段はこんなこと思わないのに…


あぁこのままどこかに行きたい。。。
脳内でこの言葉が渦巻いた時
彼の手が私の頬を触り唇を奪ったのは言うまでもない。そして私はれの心地さをいつまでも感じていた。

「私たちは付き合うのね」

そんなこと言う自分に背筋すら凍る。

だけど彼はいつまでも温かくて、そんな私を溶かしてくれる気がした。



そう、わたしは彼に惚れている。
まだなにも知らないのに。
彼のなにを知っているわけでもない。

だけど惚れているの。



そして私は
これが幸福論かと問いかける

理論的な言葉で表せないほどの感情が血管を駆け巡る。私を熱くするの

根拠のない幸せ。
でも絶対的なの。

ねぇ、私気付いたの

こうふくろん

こうふくろん

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-24

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