こうふくろん
車内で数分彼に見惚れたのち
私は私が思う以上に酔っていることを知る。
普段はこんなこと思わないのに…
あぁこのままどこかに行きたい。。。
脳内でこの言葉が渦巻いた時
彼の手が私の頬を触り唇を奪ったのは言うまでもない。そして私はれの心地さをいつまでも感じていた。
「私たちは付き合うのね」
そんなこと言う自分に背筋すら凍る。
だけど彼はいつまでも温かくて、そんな私を溶かしてくれる気がした。
そう、わたしは彼に惚れている。
まだなにも知らないのに。
彼のなにを知っているわけでもない。
だけど惚れているの。
そして私は
これが幸福論かと問いかける
理論的な言葉で表せないほどの感情が血管を駆け巡る。私を熱くするの
根拠のない幸せ。
でも絶対的なの。
ねぇ、私気付いたの
こうふくろん