青い焔

渡逢 遥

ここを (まっすぐ) あるいたら

いい?

平衡感覚に嫌われて

わたしとあなたの内積が

偶然 偶然 0になるまで

宙と 深い キス して

ぼやけた約束を 環状に焚べて

その焔を囲んで ふたりで

最低なダンスを 踊ろう

憎しみが明滅するリズムで

不治の病に罹ろう

けざやかに青を主張する世界で

取り返しのつかないくらいの 白痴になりたい

とめどなく生まれるIを重ねて

あなたを暴きたい

なにか咲かせにいこう

ふたつの波形が平行になる

刻まで

青い焔

青い焔

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-03-22

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