一年生の朝

いつもより三十分早い朝の

いつもより冷たい空気
いつもより白いひかり
いつもより繊細な視界

それは生まれたての世界の

はじめての息吹き
はじめてのまばたき
ほんとうに生まれてよかったのだろうかと
まだ不安げな面もち

一年生の朝

大学1回生の4月10日に書いたやつでした。こういう素直なものが後々見返しても好きかもしれないです

一年生の朝

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-22

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