いつかまたねとは言ってない

眠気覚ましに頬打つ
寝たら今朝も始まらないよ
少し格好付けてる奴
馬鹿にする自分のままで良い

変えらない過去に苛立つ
今僕が何を思おうと君には
二度とは会えない夏
汗と涙が海へ流れて行く

忘れっぽいわりに
そんな下らないことは覚えてる

いつかまたね何て言えなかった
じゃあねと言う前に僕は期待してたんだ
馬鹿で馬鹿でどうしようもないね 淡いね

息をする度に脈打つ
別に生きたい訳じゃない
若く悟ったから先ず
今すぐに死にたい訳でもない

あの頃のまま未だに苛立つ
今僕が何をしようと君の方は
自分が居ない痛い奴
焦りが混じった海で浮かんでる

分からず屋のくせに
こんな分かりにくいことを言ってる
当時から

いつかまたね何で言えなかった
君と目が合った時に僕は期待してたんだ
馬鹿で馬鹿でどうしようもなく辛いね 足掻いて

いつかまたね何て言えなかった
じゃあねと言う前に僕は期待してたんだ
馬鹿で馬鹿でどうしようもないね 淡いね

いつかまたねとは言ってない

いつかまたねとは言ってない

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-15

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