「我」

ノートの切れ端に
小さな絵空事を書いては
破り捨て結局葬るんだ

あまりにも嬉しくて
快楽の泉に浸ってしまうよ
あまりにもつまらなくて
目の前の壁を睨んでしまうよ

一人で演出して
一人で盛り上がっている
そんな日常が
僕を幸せにしてくれている

生きているだけで革命だ
思い描くだけで人生だ
そしていつもの太陽が
狂った僕を照らしていく…

「我」

「我」

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-04

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