Don't forget me

久しぶりの投稿です。


「死にたい」

そんな言葉がふと頭をよぎった。
ここ最近は何をするにしても失敗ばかり。勉強だって、趣味だって、人間関係だってどんなに頑張っても上手くいかなかった。
だからいっそ死んでしまいたいと思ったのだ。


たとえ僕が死んだとしても誰も悲しまないだろう。
…もしかしたら友人くらいは悲しんでくれるかもしれない。
それでも少ししたら僕が死んだことすら忘れ去られるだろう。
僕という人間が生きていたということさえも。


それはしょうがないことだ。
人間は興味がないことは覚えていられない性質であるし、僕がいなくなったところで何かが変わるわけじゃない。
漫画やアニメ、ドラマのように僕が主人公なわけでも無いし、世界は僕を中心に回ってるわけでも無い。


でも、僕はせめて死んだ時の一瞬だけでも誰かの印象に残りたい、そう考えている。









だからこの方法を選んだ。
ひっそりと誰にも知られずに死ぬ方法じゃ無くて、誰の目にも留まるような迷惑で派手な方法を。

Don't forget me

この子はその後どうなったのでしょうか。
死んでしまったのか、なんとか踏みとどまったのか。

書こうか悩んだのですが、うまくまとまらず諦めました。
もしかしたら書くかもしれませんが、とりあえず読んでくださった方のご想像にお任せいたします。

Don't forget me

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-02-27

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