忘れ物の詩

今朝、目の縁に、水が付いていた。
何って、絶対涙なんかじゃないよ。

だって悲しくもないし、
嬉しくもないんだもの。

だからこんなものは、僕は拭いてあげない。

水。落ちる。なんなんだよ、もう。
忘れたんじゃなかったのかよ。

忘れ物の詩

忘れ物の詩

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-02-26

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