午後のピアニスト
最後のフレーズが肘に当たる
跳ね返ったままの音符を集め
登り始めた鍵盤の山を
降りて来るのはいつになるだろう
指先が転んでも立ち上がって
ピアノの芯を叩いた後には
花が散っていくように終わりたい
午後には続きがあるほど
綺麗な空を知らずに音が沸騰した
世界は僕を切り離していく
貼り忘れた切手が踊るくらい
手を動かしたらその分だけ
繋げなくなった人を忘れるの
さよならと一緒に貰う言葉に
僕はまだ返事ができなかった
午後のピアニスト
最後のフレーズが肘に当たる
跳ね返ったままの音符を集め
登り始めた鍵盤の山を
降りて来るのはいつになるだろう
指先が転んでも立ち上がって
ピアノの芯を叩いた後には
花が散っていくように終わりたい
午後には続きがあるほど
綺麗な空を知らずに音が沸騰した
世界は僕を切り離していく
貼り忘れた切手が踊るくらい
手を動かしたらその分だけ
繋げなくなった人を忘れるの
さよならと一緒に貰う言葉に
僕はまだ返事ができなかった
午後のピアニスト