羊飼いの歌

秋津 澪

 蒼い(ひか)りが たなびいた
 蒼い燦りが たなびいた

         とおい とおい 昔の話
         神経を刺す がらすのまばたき

 真白(ましろ)の月は きえうせた
 真白の月は きえうせた

         いつまで 視えていただろう
         群青の空に 奥ゆきなぞない

 蒼い燦りが たなびいた
 蒼い燦りが たなびいた

         天使の翼を ぼくは視た
         真白の月は きえうせた …

羊飼いの歌

羊飼いの歌

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-02-11

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