ひさしぶりに句読点を捨てた

あおい はる

くりかえす春の夜にみる夢のかたちが非常にいびつだったときの吐き気の処理について嘔吐感というものは拭えないで冬に埋もれて死んでゆく虫たちがいつか悲しみを背負って生まれ変わったらどうか神さまをうらんでほしい電車のしたでしらないあの子は叫んで屋上から見た星のうつくしさってやつが世界のみんなを惑わせているパンケーキの行方レモンタルトの方向性かわいい少女は詩人気取りで悩み多き少年を狂わせる朝になったら町のひとがみんなちょっとおかしくなっているという世界線にいるわたしたちを先生はかんたんに見捨てるでしょう無情

ひさしぶりに句読点を捨てた

ひさしぶりに句読点を捨てた

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-02-08

CC BY-NC-ND
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