時(3)
もしもお花になれたなら
冬の寒さに凛と立つ
瑠璃唐草になるだろう
空の青さを見上げては
自分の真似と笑うだろう
たまに名前を笑われて
しゅんとしおれてしまうだろう
さいごだれかに摘まれたら
今度は空まで昇っては
シリウスの傍で輝いて
澄んだ夜空に吠えるだろう
時(3)
もしもお花になれたなら
冬の寒さに凛と立つ
瑠璃唐草になるだろう
空の青さを見上げては
自分の真似と笑うだろう
たまに名前を笑われて
しゅんとしおれてしまうだろう
さいごだれかに摘まれたら
今度は空まで昇っては
シリウスの傍で輝いて
澄んだ夜空に吠えるだろう
時(3)