鶯の夢
夕暮れて
なおもそよ吹く春風の
漂う甘き花の香に
酔いしれて待つ桜影
朧の月もため息の
霞の彼方に 現れし
輝く乙女の麗しさ
白きうなじに手をやれば
天女のごとき微笑みを
返してそっと目を閉じぬ
さもおぼろげなる春の宵
花を褥の鶯も
夢にもらすや恋の歌
月は雲間に
君わが胸に
鶯の夢
夕暮れて
なおもそよ吹く春風の
漂う甘き花の香に
酔いしれて待つ桜影
朧の月もため息の
霞の彼方に 現れし
輝く乙女の麗しさ
白きうなじに手をやれば
天女のごとき微笑みを
返してそっと目を閉じぬ
さもおぼろげなる春の宵
花を褥の鶯も
夢にもらすや恋の歌
月は雲間に
君わが胸に
鶯の夢