今のうちの言葉を

あの日したいと思ったことは　あっという間に変わっている
今は幸せで　いつの日かの不幸せを　想像できる暇はあるけれど　
それは突然やってくるから　今のうちの言葉を言うよ

どうしてこの瞬間に　近く遠く
同じ価値の命が消え行くのに平気な顔が出来るだろう
どうして幾つもの　君の涙を
事実のメディアで見ているのに忘れてしまうのだろう
どうして絶対に　死んでしまうのに笑えているのだろう

いつか伝えようと思った人は　いつの間にか居なくなってる
今はそこに居て　すぐに話せるからこそ　勿体ぶってしまうけれど
それは今すぐやって来るから　今のうちの言葉を言おうよ　　

どうしてこの瞬間に　近く遠くで
同じ価値の命が弾け飛ぶのに平気な顔が出来るだろう
どうして何度も　同じ過ちを
歴史のスコープで知っているのに繰り返してしまうのだろう
どうして絶対に　死んでしまうのに生きているのだろう