la Seine

la Seine

    
    


      

喪うのはいつも「7」を欠いたアヴェニュー。底知れず身を寄せ合った冬の日々。注射針の先端の如く魅了される瑣末なすれ違い。出会わなかったかもしれない。出会えば待ち受けたかもしれない。素朴なアルトサックスを愛した男と預けられなかった未来を少女が流す河岸の埋葬。


「それでもわたしはここを選んだ」


   

la Seine

作品集1 http://slib.net/a/1845/
作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

la Seine

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-01-26

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