明日の行方
叶わなかった人を呼ぶ名前に
瞼を腫らす涙が
膨らんだ蕾のような思いを
逆さまにしたままぶら下がってる
まつ毛の上の蜃気楼に
擦り抜けてしまう人の身体を
いつかは触れて覚えていたいよ
永遠という言葉よりも近い
明日は何をしても倒れずに
瞳に光を送り
まだ知らない歓びのために
瞬きの間で生まれ変わる
行方を訊いてくれる人がいたら
レジの中からお釣りを渡して
ゆっくりと話す言葉の先で
戦車が回るほど選んだ道に
一目で会いに行くのだろう
明日の行方
叶わなかった人を呼ぶ名前に
瞼を腫らす涙が
膨らんだ蕾のような思いを
逆さまにしたままぶら下がってる
まつ毛の上の蜃気楼に
擦り抜けてしまう人の身体を
いつかは触れて覚えていたいよ
永遠という言葉よりも近い
明日は何をしても倒れずに
瞳に光を送り
まだ知らない歓びのために
瞬きの間で生まれ変わる
行方を訊いてくれる人がいたら
レジの中からお釣りを渡して
ゆっくりと話す言葉の先で
戦車が回るほど選んだ道に
一目で会いに行くのだろう
明日の行方