道ならぬ恋/短歌七首
黒髪の 肩に乱れて振り向きし
君の瞳に涙にじみぬ
道ならぬ逢瀬よ 重ねど行く末も
花は咲かぬと 君は嘆きぬ
朧夜の ただ戯れの恋ならば
明くれば消えゆく夢であるのに
前世での 縁が結ぶやこの世でも
切れぬ男女の罪の深さよ
彼岸へと 渡りの船に座れども
固くて解けぬ しがらみの綱
肩よせて 月夜の庭の桜木の
散りゆく花に涙を流す
来世では 人世を離れて桜木に
連理の幹に 花をば咲かせん
道ならぬ恋/短歌七首
黒髪の 肩に乱れて振り向きし
君の瞳に涙にじみぬ
道ならぬ逢瀬よ 重ねど行く末も
花は咲かぬと 君は嘆きぬ
朧夜の ただ戯れの恋ならば
明くれば消えゆく夢であるのに
前世での 縁が結ぶやこの世でも
切れぬ男女の罪の深さよ
彼岸へと 渡りの船に座れども
固くて解けぬ しがらみの綱
肩よせて 月夜の庭の桜木の
散りゆく花に涙を流す
来世では 人世を離れて桜木に
連理の幹に 花をば咲かせん
道ならぬ恋/短歌七首