見果てぬ夢/短歌七首
恋ごころ 古希の坂をば下りつも
面影偲べば 今もあの日に
幻の おさげが揺れる桜道
微笑む君の面影恋いしや
桜道 外れて寺の石段の
かどを曲がれば君の住む家
思い出は 時の彼方に消え去りて
残りし君の家や侘しき
愚かにも 我捨て嫁ぎし君なるに
如何に暮らすや つつがなしやと
今一度 あの日の君にめぐり合い
かなわぬ夢を 思いのすべてを
君なくば 故郷もなし 花もなし
風に朽ちゆく ただの古巣よ
見果てぬ夢/短歌七首
恋ごころ 古希の坂をば下りつも
面影偲べば 今もあの日に
幻の おさげが揺れる桜道
微笑む君の面影恋いしや
桜道 外れて寺の石段の
かどを曲がれば君の住む家
思い出は 時の彼方に消え去りて
残りし君の家や侘しき
愚かにも 我捨て嫁ぎし君なるに
如何に暮らすや つつがなしやと
今一度 あの日の君にめぐり合い
かなわぬ夢を 思いのすべてを
君なくば 故郷もなし 花もなし
風に朽ちゆく ただの古巣よ
見果てぬ夢/短歌七首