多久さんの事件簿【危険な鎖】43

Shino Nishikawa

多久さんの事件簿【危険な鎖】43

やっぱり性は危険なのである

多久さんの事件簿【危険な鎖】44
若くして音楽で成功するには、秘訣がある。それは、無宗教か密教信仰者で、性にのめりこむことだ。
才能や幸運だけでトップに立てる者は、本当に、ほんの一握りだ。

若くして成功した音楽家はみな、しゃぶらせているんだなと思った方がいい。

性の鎖というのは本当に怖いものだ。良い子でも変わってしまう。
音楽プロデューサーの中池は、性にハマってしまっていた。
まだ若くて、自分が親になるという感覚はない。

「くださーい、くださーい。」
中池の彼女の乃蒼は言った。
それは、中池にフェラをした事で、性の鎖がついてしまい、乃蒼が変わってしまったからである。
「お前、バカじゃね?」
中池はそう言ってバカにしたが、どちらが誘ったとかではなく、そういう場合、フェラをさせた方が悪いのである。

「お父さんお母さんごめんなさい。」
乃蒼は毒を飲んで自殺をした。
中池は、乃蒼の葬儀に参列した。乃蒼の両親には、付き合っていた事はバレていない。
去ろうとした時、父親が声をかけた。
「乃蒼とはどういう関係だったのですか?」
「いや、僕は、そんなに関わってないです。」

母親が言った。
「そんなに関わっていないのに、乃蒼の葬儀に来てもらって悪いですねぇ。」

中池はどんどんえらくなる。
乃蒼も生まれ変われば、良い仕事が与えられる。

性の鎖というのは本当に怖い。
やっぱり、フェラも怖いですし‥。
快楽にハマった人々は可哀想に思うが、性快楽こそが才能を開花させるものだという考えが、一部の人々の潜在意識の中にはある。
たしかにそういう事もある。

だから、密教というのは、修行の中に性が入り込んでいる可能性があるので、危険なのである。

やっぱり、正しい宗教を信仰する事で、性依存は救われる。

子供たちは、誰でも、恋に興味を持つ。
青少年が、アダルト本に手を出すのは良いと思う。
実際、そういう事をしなければ‥。
でも、そういう子たちは、自分が尊敬する大人がそういう本を読んでいるかどうかも気になる物だ‥。
親が性に興味があるかどうか。

やっぱり、性に手を出す時点で、親になる自覚が必要だと思う。
子供をこれからも作るべきかどうか。
人生は難しいものである。
知り合いの夫婦は、結婚後もずっといろんな事を続けていて、娘は死んでしまったのである。

多久さんの事件簿【危険な鎖】43

多久さんの事件簿【危険な鎖】43

  • 小説
  • 掌編
  • サスペンス
  • ミステリー
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-01-11

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