kieta kimini

嗄鳥鳴夏

薄れていく想いはこの詩だけに、
溶けていく世界は僕の中だけに、

あれで最後なら、またねって言えるはずもない。
ありきたりな一日なら、もう二度とは必要ない。

だって、あんな日々が特別な日を作るから。
幸せな日々が不幸せな今日を作るんだから。

薄れていく夢はこの詩だけに。
溶けていく世界は僕の中だけに、

いつか最期には、隣でねって言ったはずだろう。
一生覚えていたのなら、もう何も言うことはない。

だって、あの日からもう君は居ないんだから。
新しい日々が古臭い過去に重なっていくんだから。

消えた君に、

kieta kimini

kieta kimini

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
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