アルファルド
影に潜む星の子
name:Alphard(アルファルド)
濃紺のケープのフードを目深く被り、目は勿論口許すら隠した長身の星の子。アルカイドの兄。
性格は極度の快楽主義且つ自称博愛主義。彼が"博愛"と称して行う事は大概常軌を逸した事ばかりで、どの星の子からも"異常者、狂人"として毛嫌われるか恐れられる。
本来星の子が有する光の量が極端に少なく、貯蓄料もその身体に似合わないほどに少ない為長く実体を保って居れず、大抵霊体としてアルカイドの影に潜んでいる。本来光の生物や炎から光を補充するのが星の子だが、彼にはその機能事態が働いておらず生まれたばかりの星の子を狙っては魂諸共光を捕食している。
アルカイドとシャウラの事は勿論、精霊や大精霊の隠している秘密も知っているが、彼が言いふらしたところで信じる者が居ない為面白くないとの理由で口に出さない。
王位を奪われた神官
name:Alphard(アルファルド)
書庫護りの部族の倒壊した間の奥深くに今は瓦礫に埋れたどこかに神殿を構え、神代の歴史を管理していた神官を勤めた男性の精霊。本来ならば彼が王位を継ぎ妹のベネトナシュが巫女となる筈だったが、彼には王として持ち合わせるべき光の力を持つことは無くベネトナシュが彼の分の光の力も持ち合わせた為、彼が神官の任を与えられた。
神官の仕事と称して精霊達の魂と光を用いて自身の力を補う方法を探して誘拐と殺害を繰り返し、結果あらゆる均衡が崩れ星々が地へ落ちた切っ掛けを生み出した張本人。
ベネトナシュが光の力を用いて自身を星の子として産み落としたのに対し、それを持たない彼は星のになることは出来ない為霊体になる他なかった。
アルファルド